株式会社JASTI

JASTI CO., LTD. You can make it with JASTI. JASTI will cooperate with your every demand for the human safety.

脚部インパクター

脚部インパクター

歩行者と自動車の衝突事故で脚部が重傷となる割合が高いことから2002年に歩行者脚部保護基準がUNECE WP29/GRSPより発表され, 2009年にはフレキシブル衝撃子モデルがJAMA/JARIの提案を受けて世界統一基準(GTR)に盛り込まれました。

提案の理由としてはリジッドなインパクターよりもより生体忠実度が高く、適切な脚部障害判定が行えることを理由としたものですが、Flex TEG等の評価を受けたFlexible Pedestrian Legform Impactor(Flex PLI-GTR)の仕様決定に伴い、JASTIでは最終スペックモデルの製造開発を2013年以降行ってまいりました。昨年末、海外・国内に於けるプロトタイプの評価の完了に伴い、2016年より製造・販売する運びとなりました。

特徴としては、柔軟性を備えた生体の特徴を再現したフレキブル構造となっており、従来のリジッド衝撃子に比較して信頼性・再現性・耐久性等に優れ、要求仕様に対し高いレベルの製品として製造開発することができました。

上部大腿骨部に3箇所、下部脛骨部に4箇所、裏表合計14個の歪みゲージがガラス繊維(Glass Fiber Reinforced Plastic)で成形された中心部の基盤に装着され、脚部の衝撃荷重による曲げモーメントを測定する構造となっております。

また膝関節部はアルミの削り出しによるKnee Blockで構成され, 上下を12本のスプリングワイヤーで接合して、4個の変位計で膝関節の伸び変位量も併せて測定します。

大腿骨・脛骨の曲げモーメント、膝部の変位量のデーター集積を容易とするために、データー集積機能を膝部内部に装着可能な構造となっており、取扱の自由度に優れた製品です。

  • Flex_PLI-GTR
  • Flex_PLI-GTR
Description Dimension(mm) w/o flesh system
Leg Length 982.0
Femur Length to Knee Joint 433.0
Tibia Length to Knee Joint 495.0
Knee Width 118.0
Leg Width 84.0
Knee Depth 108.0
Leg Depth 90.0
Femur Length from Top of Knee Assembly 339.0
Tibia Length from Bottom of Knee Assembly 404.0

Assembly Weight: Total Weight:13.2kgs±0.7kgs

Standard Instrumentation:
Location Description Channels
Femur Bone Load Cell (Strain gage) Mx,3 Channels
Tibia Bone Load Cell (Strain gage) Mx,4 Channels
Knee Displacement/String Potentiometer D,MCL Ligament
D,ACL Ligament
D,PCL Ligament
D,LCL Ligament
Lower Knee Uniaxial Accelerometer Ay

校正試験:

静止検定試験

大腿骨曲げモーメント検定試験と治具

Autographによる静的検定試験は大腿骨、脛骨の中心に荷重を400N、10-100mm/minの割合で荷重を加えて、骨部(Bone Core)の特性を確認します。偏位とモーメントが基準値内特性を満たしているか否かを確認します。

写真は、大腿骨にAutographで荷重を掛けて、Bone Core特性の検定の様子です。

膝間接曲げモーメント検定試験と治具

膝間接の静止検定試験は、摩擦による誤差の発生を防ぐために、特殊な治具を用いて、実施します。

荷重ポイントには、ネオプレーンのシートを用いて本試験と同じ条件下を再現して、膝間接内の靭帯(MCL/ACL/PCL/LCL)の伸長を測定します。

動的検定試験:

ペンジュラム試験

動的検定試験(ペンデユラムタイプ)は、自由落下によりTibia内の脛骨—1、脛骨—2、脛骨—3、脛骨−4に発生する曲げモーメントを測定します。各脛骨のNmは規定値に収まることが必要です。膝間接に発生する伸び量も同時に測定して、要件を満たしているかの検定を実施します。

また、インバースタイプによる動的試験も同時に実施されます。

写真はペンデュラムの試験の様子です。

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