What is SPIRAL Track®?
It will be discovered at Automotive Engineering Technology Exhibition in Yokohama on May/22-24 in this year.
スパイラル・トラックは非直線性精度を1%以内の誤差に抑えた次世代型ダミー胸部変位の機械式計測器で、従来の機械式計測器に見られた経時的追随性を追求したバックラッシュゼロの先端機構を備え、複数のスリーブ状の円柱に螺旋構造の溝が彫り込まれた構造の変異計測器です。これらのスリーブの上位下部の個別の伸縮にかかわらず、全ての円柱の沈み込み変位量を角度センサーで測定する構造により、円柱の組み合わせ個数とストロークを変えることで、あらゆる形状のダミーに組み込むことが可能です。
下部には3軸の(x、y、z軸)回転式変位計が組み込まれ、斜め入力に対して正確な変位量を軸回転構造により計測することが可能となります。
特徴 |
非直線性1%以内
立ち上がり時差ゼロ
強度・信頼性のある機械式計測器
あらゆるダミーの胸部変位計測に対応可能
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適用可能範囲 |
THOR 50, WorldSID 50, Q series Dummy,RS-Dummy, 次世代型MATD dummy,他
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特許取得製品 |
日本、米国、欧州、中国、インド、韓国、台湾で国際特許取得製品 |
5月に開催されます「人と車のテクノロジー展」にてスパイラル・トラックを組み込んだTHOR 50、WorldSID50も展示いたしますのでぜひ弊社ブースにお立ち寄りいただきスパイラル・トラックをご確認ください。
SPIRAL Track
International Patented;
SPIRAL TRACK are ready for JASTI WorldSID50, Thor50, and Q series dummies exclusively.
Developed and Produced with SPIRAL Hi
Thor50 dummy with SPIRAL TRACK
JASTI 2018年当初よりThor50 ダミーを発表いたしました。
出展
-人と車のテクノロジー展パシフィコ横浜 5月2018年
-Testing Expo China. 上海 9月2018年
プロトモデルはNHTSAが2018年8月、11発行しました変更点及び部品一覧表に基づき展開致しました。
Thor50ダミーもSPIRAL Track 直線型変位計を組込み胸部試験も評価可能となり、2018年末までには校正試験を完了する予定です。
同様にThor50ダミー用FEモデルもNHTSA情報をベースに開発完了致します。
WorldSID50 dummy with SPIRAL TRACK
(株)ジャスティは2009年にはRib校正試験を除き全ての部品の製作及び校正試験を完了しておりました。
しかしながら、弊社はIR-TRACKを購入する事が出来なく、更には他のセンサーでの胸部試験への適応結果が良くなく
Rib開発が長年に渡り停滞してしまいました。
現在、弊社と共同で開発したSPIRAL Trackを使用して最終開発段階での評価が始まりました。
WorldSID50の完成体としての市場導入を開始しました。
Hybrid III 5M Pedestrian Dummy
Pedestrianダミーは従来5F,50M,95LMの3種類が一般的ですが、JATSIは市場の要求にも基づき、新たに5M(小型成人男性)タイプのPedestrian Dummyの製造販売を開始いたしました。外形寸法は基本的に5F(成人女性)をベースとしておりますが、成人型小型男性を想定した総重量を60Kgsに調整したPedestrian型ダミーです。
高齢者の災害事故の多発による障害値測定を目的にしたもので、車両による歩行者事故はもとより、震災時の被災事故、建築現場等での転落事故、自宅・介護施設での転倒事故等の検証に適しており、従来の成人男性は想定体重78Kgsを想定していますが、5M老人型は平均体重60Kgsを想定しております。社会環境の変化に伴い、高齢者が事故に巻き込まれるリスク高まる今日、高齢者によるリスクの再現性を重視した目的で開発したもので、従来型の50Mモデルより18Kgs軽量の設定となっており、取り扱いも大人2名で移動・運搬も容易ですので、再現実験を目的とした用途に幅広くご利用いただけます。
重量調整も可能ですので、特殊な用途・実験等でスペックの調整にも対応いたしますので、お気軽にご相談ください。
5Mのモデルの追加に伴い、Pedestrian Dummyは4モデルのラインナップが揃いましたので、幅広い用途・目的にも対応が可能となりました。
Hybrid III 5M Pedestrian Dummy
脚部インパクター
歩行者と自動車の衝突事故で脚部が重傷となる割合が高いことから2002年に歩行者脚部保護基準がUNECE WP29/GRSPより発表され, 2009年にはフレキシブル衝撃子モデルがJAMA/JARIの提案を受けて世界統一基準(GTR)に盛り込まれました。
提案の理由としてはリジッドなインパクターよりもより生体忠実度が高く、適切な脚部障害判定が行えることを理由としたものですが、Flex TEG等の評価を受けたFlexible Pedestrian Legform Impactor(Flex PLI-GTR)の仕様決定に伴い、JASTIでは最終スペックモデルの製造開発を2013年以降行ってまいりました。昨年末、海外・国内に於けるプロトタイプの評価の完了に伴い、2016年より製造・販売する運びとなりました。
特徴としては、柔軟性を備えた生体の特徴を再現したフレキブル構造となっており、従来のリジッド衝撃子に比較して信頼性・再現性・耐久性等に優れ、要求仕様に対し高いレベルの製品として製造開発することができました。
上部大腿骨部に3箇所、下部脛骨部に4箇所、裏表合計14個の歪みゲージがガラス繊維(Glass Fiber Reinforced Plastic)で成形された中心部の基盤に装着され、脚部の衝撃荷重による曲げモーメントを測定する構造となっております。
また膝関節部はアルミの削り出しによるKnee Blockで構成され, 上下を12本のスプリングワイヤーで接合して、4個の変位計で膝関節の伸び変位量も併せて測定します。
大腿骨・脛骨の曲げモーメント、膝部の変位量のデーター集積を容易とするために、データー集積機能を膝部内部に装着可能な構造となっており、取扱の自由度に優れた製品です。
Description |
Dimension(mm) w/o flesh system |
Leg Length |
982.0 |
Femur Length to Knee Joint |
433.0 |
Tibia Length to Knee Joint |
495.0 |
Knee Width |
118.0 |
Leg Width |
84.0 |
Knee Depth |
108.0 |
Leg Depth |
90.0 |
Femur Length from Top of Knee Assembly |
339.0 |
Tibia Length from Bottom of Knee Assembly |
404.0 |
Assembly Weight: Total Weight:13.2kgs±0.7kgs
Standard Instrumentation:
Location |
Description |
Channels |
Femur Bone |
Load Cell (Strain gage) |
Mx,3 Channels |
Tibia Bone |
Load Cell (Strain gage) |
Mx,4 Channels |
Knee |
Displacement/String Potentiometer |
D,MCL Ligament
D,ACL Ligament
D,PCL Ligament
D,LCL Ligament |
Lower Knee |
Uniaxial Accelerometer |
Ay |
校正試験:
静止検定試験
大腿骨曲げモーメント検定試験と治具
Autographによる静的検定試験は大腿骨、脛骨の中心に荷重を400N、10-100mm/minの割合で荷重を加えて、骨部(Bone Core)の特性を確認します。偏位とモーメントが基準値内特性を満たしているか否かを確認します。
写真は、大腿骨にAutographで荷重を掛けて、Bone Core特性の検定の様子です。
膝間接曲げモーメント検定試験と治具
膝間接の静止検定試験は、摩擦による誤差の発生を防ぐために、特殊な治具を用いて、実施します。
荷重ポイントには、ネオプレーンのシートを用いて本試験と同じ条件下を再現して、膝間接内の靭帯(MCL/ACL/PCL/LCL)の伸長を測定します。
動的検定試験:
ペンジュラム試験
動的検定試験(ペンデユラムタイプ)は、自由落下によりTibia内の脛骨—1、脛骨—2、脛骨—3、脛骨−4に発生する曲げモーメントを測定します。各脛骨のNmは規定値に収まることが必要です。膝間接に発生する伸び量も同時に測定して、要件を満たしているかの検定を実施します。
また、インバースタイプによる動的試験も同時に実施されます。
写真はペンデュラムの試験の様子です。
Pedestrian Kit Parts Listのダウンロード
試験的にホームページにパーツリストを掲載いたしました。
今回は、初回ということで5F,50M,95LM用の組み替えKit Partsを掲載いたしましたので、着座姿勢ダミーからPedestrianダミーへの組み替えに必要な最低限のKit Partsを紹介しておりますので、必要組み替え部品のお問い合わせに御利用ください。
尚、掲載写真は、現物とは異なる場合があります。掲載写真はあくまでも参考写真ですので、部品の発注の際には部品番号参照の上、注文して頂きますようお願いいたします。
今後の予定として、すべてのJASTIの取扱商品は、ホームページ上にパーツリストを掲載予定しておりますので、掲載が完了次第御利用ください。
また、パーツリストはCDにても用意しておりますので、必要に応じて御用命ください。
「Pedestrian Kit Parts List」のダウンロードはこちらから
2016−2017製品カタログの完成
新商品であるFLEX PLI-GTRの紹介とポリ塩化ビニールの可塑剤の変更を紹介した2016-2017年度版製品カタログが完成いたしました。
この製品カタログはダウンロードも可能ですので、ご自由にダウンロードできます。
また、カタログが必要な方は、メールにて御用命いただければ、発送いたします。
「2016−2017製品カタログ」のダウンロードはこちらから
JASTI WORLDSID UPDATE
ES-2,ES-2re ABDOMINAL INSERT
50M,5F RIB H & L SPEED DEVELOPE
H-III 5F Chest Jacket Harmonization J292 JAN2013/11/08
2011年11月のHarmonization Task Groupのリコメンデーションを受け、チェストジャケットはNHTSA(米国高速道路交通安全協会) の図面指示に準拠したものが採用されることが再確認されました。
JASTIはこの合意に基づき、他社との互換性とNATSA図面指示に従い、従来品に改良・改善を加えて、新たなモールドでチェスとジャケットの製造を2013年より開始いたしました。
これに基づき、従来品との差別化をはかる為に、表皮にJASTIのロゴを鋳込み識別可能としております。
写真の商品は5Fのものですが、50Mに於いても同等の識別マーク(ロゴ)を鋳込んでおります。
H-III 50M Ankle Bumper For Non Metal Contact
現状のAnkle BumperはAnkle Lower Shellに取り付けられていますが、Ball Ankle Shaft とLowe Shellのメタルコンタクトが発生して、ノイズの原因となっております。
このノイズ発生のメカニズムを防ぐ為に、Ankle Bumper とAnkle Lower Shell 一体型のAnkle Bumperを製造いたしました。
米国IIHSでは現在この一体型Ankle Bumperが標準仕様となっております。
H-III 50M Zippered Lower Leg Flesh
H-III 50M Velcro Joined Lower Leg Flesh
FMVSS201 Free Motion Head Form Assembly
FMVSS226 Ejection Mitigation Improved Modification
Foot Sole Equipment Test
SID-IIs Chest Probe Test
EuroSID-2 / ES-2re, Rib Module Test
Pelvis Molded and Remold
Boll Baring Type Knee Slider
Friction Type
Boll Baring Type
Hybrid 50th Male Dummyと5th Female Complete Dummyの標準仕様はFriction type Knee Sliderが装着されておりますが、Ball Bearing Knee Sliderが新たに開発されましたので、50th Male, 5th Female共に市場ニーズに対応が可能です。